調査部
主任研究員
野木森 稔
Minoru Nogimori
研究・専門分野
アジアマクロ経済
注力テーマ
アジア経済、アジア金融、国際比較分析
経歴
2006年03月 一橋大学大学院経済学研究科修了
2006年04月 野村證券株式会社入社 金融経済研究所経済調査部 日本経済担当エコノミスト
2010年01月 内閣府経済社会総合研究所国民経済計算部企画調査課に出向
2013年01月 野村證券株式会社 金融経済研究所経済調査部 日本経済担当エコノミスト
2015年07月 Nomura Hong Kong International Ltd, Global Reaserch アジア経済担当エコノミスト
2019年10月 株式会社日本総合研究所入社 調査部 マクロ経済研究センター
2020年07月 同 アジア経済グループ長、現在に至る
「略歴書」英字(PDF:278KB)はこちらから
活動実績
書籍
Q&A 金融の基本50(共著)
2010年9月/日本経済新聞出版社
執筆論文・記事
Gauging how Asia’s central banks set policy(共著)
9-Nov-18/Nomura Asia special report
Korea: Time for the National Pension Service to escape "home bias” (共著)
3-Jan-18 /Nomura Asia special report
Hong Kong: Flush liquidity to ebb(共著)
14-Jul-17/Nomura Asia special report
Asia’s steep but short-lived export upcycle(共著)
27-Apr-17/Nomura Asia special report
Asia's policy responses to capital outflows(共著)
17-Nov-16 /Nomura Asia special report
Trumping Asia(共著)
25-July-16/Nomura Asia special report
Hong Kong's property market: A fault line in the economy(共著)
8-Apr-16 /Nomura Asia special report
The path to RMB internationalization(共著)
26-Nov-15 /Nomura Asia special report
日本製造業の国内回帰 – 高付加価値製品強化を中心に進む国内回帰(共著)
2015年/Nomura global research anchor report
アベノミクス×モディノミクス-日本とインド関係発展の好機(共著)
アジアスペシャルレポート/2014年
日本における生産側四半期 GDP 速報の開発に向けて: 英国・米国における推計の検証と導入に向けた検討(共著)
2014年10月/内閣府経済社会総合研究所『季刊国民経済計算』、No.155 95-116
季節調整法に関する最近の動向:X-12-ARIMAからX-13ARIMA-SEATSへ
2013年3月/内閣府経済社会総合研究所『季刊国民経済計算』、No.150 41-58
多変量デントン法による四半期GDP 調整の効率化- オランダでの事例を基にしたサーベイ(共著)
2012年9月/内閣府経済社会総合研究所『季刊国民経済計算』、No.149 67-81
付加価値法による生産側GDP推計について-基準改定の影響分析、日米比較を交えて(共著)
2012年6月/内閣府経済社会総合研究所『季刊国民経済計算』、No.148 79-99
加重最小二乗法を利用したバランシング・モデル-SUTバランスシステム開発に向けた一考察
2012年4月/内閣府経済社会総合研究所『季刊国民経済計算』、No.147 69-89
先進主要国の生産アプローチに基づく四半期GDP の特徴とその位置づけ─日本での導入に向けてのサーベイ
2011年9月/内閣府経済社会総合研究所『季刊国民経済計算』、No.146 29-52
New transformation methods in dynamic panel data models with heterogeneous time trends(共著)
2010年/Applied Economics Letters
政府委員、外部活動等
- 内閣府経済社会研究所 国民経済計算部 研究協力者(2013年4月~2020年12月)
- オーストラリア国立大学 クローフォード公共政策大学院 豪日研究センター Visiting Fellow (2023年10月~2024年3月)
- 日本証券経済研究所「アジア資本市場研究会」委員(2024年1月~)
研究員のコラム・レポート
- 2024年09月11日
- 中国、予想外に好調な輸出が景気の腰折れを回避 ― 米対中関税延期、新興国EV需要拡大、IT製品需要回復が支えに ―
リサーチ・アイ No.2024-051 - 2024年08月28日
- アジア景気をけん引するIT需要とそのリスク
アジア・マンスリー 2024年9月号 - 2024年07月23日
- ITサービス輸出、インド・フィリピン景気のけん引役に -先進国の人材難が背景-
リサーチ・アイ No.2024-036 - 2024年06月28日
- 中国への逆風とその他アジアへの追い風
アジア・マンスリー 2024年7月号 - 2024年06月27日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.7,No.118 - 2024年06月27日
- 【アジア経済見通し】中国への逆風とその他アジアへの追い風 ~アジアに供給網再編の効果、ただしトランプ・リスクに要警戒~
リサーチ・レポート No.2024-007 - 2024年06月06日
- Searching for Productivity Growth in Australia and Japan ― オーストラリア国立大学・日本総合研究所 共催シンポジウム概要 ―
リサーチ・レポート No.2024-002 - 2024年05月22日
- 【サプライチェーン再編シリーズ①】中国過剰生産への先進国対応に落とし穴 ―新エネ分野の供給網再編、脱炭素と脱中国依存の両立は困難―
リサーチ・フォーカス No.2024-009 - 2024年03月25日
- インドネシアの新政権、産業育成の中国依存が課題 -懸念される産業保護主義や再エネ移行の遅れ -
リサーチ・アイ No.2023-095 - 2024年02月26日
- 中国、全人代で強気の成長率目標を設定か -本格的な政策支援がなければ掛け声倒れとなる恐れ -
リサーチ・アイ No.2023-087 - 2024年01月25日
- アジア諸国で米国向け輸出が急拡大 ―米利下げ開始・トランプ再選なら回復は短命に終わる恐れ―
リサーチ・アイ No.2023-078 - 2024年01月19日
- 総統選後の台湾経済展望 ― 頼氏勝利により現行路線継続だが、経済リスクは高まる ―
リサーチ・フォーカス No.2023-044 - 2023年12月26日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.1,No.112 - 2023年11月30日
- 重要鉱物供給網再編のトリレンマ ―脱中国依存と脱炭素の追求が高める経済リスク―
ビューポイント No.2023-017 - 2023年11月30日
- 回復の勢いを欠くアジア景気
アジア・マンスリー 2023年12月号 - 2023年11月28日
- 【アジア経済見通し】回復の勢いを欠くアジア景気~中国不動産問題や供給網混乱により景気腰折れリスクも~
リサーチ・レポート No.2023-013 - 2023年10月02日
- 高まる重要鉱物供給リスク、供給網混乱再来の可能性も ― 中国が輸出規制を開始、他の供給国も供給抑制傾向 ―
リサーチ・アイ No.2023-045 - 2023年09月28日
- 中国が圧倒的シェアを握る重要鉱物を巡る動き
アジア・マンスリー 2023年10月号 - 2023年08月28日
- 米中対立が高める企業の中国進出リスク
アジア・マンスリー 2023年9月号 - 2023年08月25日
- 中国経済の「日本化」と長期停滞の懸念― 繰り返される構造改革先送り、「失われた30年」に陥る可能性 ―
ビューポイント No.2023-009 - 2023年07月27日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.6,No.109 - 2023年07月19日
- 中国景気回復の急ブレーキに「日本化」の影― センチメント悪化が続き貯蓄が増加、長期停滞に陥るリスクも ―
リサーチ・アイ No.2023-027 - 2023年06月28日
- 【アジア経済見通し】アジアの安定成長を脅かす米中発リスク~世界経済分断の流れが成長を下押しする恐れ~
リサーチ・レポート No.2023-004 - 2023年06月28日
- アジアの安定成長を脅かす米中発リスク
アジア・マンスリー 2023年7月号 - 2023年06月01日
- 財政・金融政策の緩和に急転換するベトナム ―金融不安と景気悪化が背景―
リサーチ・アイ No.2023-016 - 2023年05月26日
- 人民元国際化の動向:追い風を上回る逆風
アジア・マンスリー 2023年6月号 - 2023年04月27日
- 厳しい局面が続く中国半導体産業
アジア・マンスリー 2023年5月号 - 2023年04月20日
- 力強い回復も持続力を欠く中国経済 ―家計部門に残る脆弱性、急回復後の失速に注意―
リサーチ・アイ No.2023-007 - 2023年03月29日
- 脱中国に消極的なASEAN諸国― IPEFは機能せず、フレンド・ショアリング成功の鍵を握る日本 ―
ビューポイント No.2022-017 - 2023年02月10日
- 中国が団体旅行を解禁、ASEAN経済に追い風
リサーチ・アイ No.2022-079 - 2023年01月18日
- 中国の地方政府が強気の成長率目標を策定 ― ウィズコロナへの転換が追い風ながら、目標未達となる可能性も ―
リサーチ・アイ No.2022-073 - 2023年01月06日
- 中国人の海外旅行増加がアジア経済を押し上げへ ―防疫規制強化のない香港と東南アジアを中心に為替、投資にも恩恵 ―
リサーチ・アイ No.2022-071 - 2022年12月26日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.1,No.104 - 2022年12月26日
- 香港のドルペッグ維持への懸念
アジア・マンスリー 2023年1月号 - 2022年11月29日
- 【アジア経済見通し】安定した成長が続くアジア経済 ~「脱中国」による供給網再編はASEAN・インドの追い風に~
リサーチ・レポート No.2022-009 - 2022年11月29日
- ASEAN・インドの安定成長と進む「脱中国」
アジア・マンスリー 2022年12月号 - 2022年10月28日
- 習新体制の経済問題軽視とその落とし穴― 強固なトップダウン体制の確立がもたらす経済への副作用 ―
リサーチ・フォーカス No.2022-042 - 2022年09月29日
- 不足解消と並行して調整色が強まる半導体市場
アジア・マンスリー 2022年10月号 - 2022年08月31日
- 台湾半導体を巡る米中対立の激化 ― 高まる台湾の「地経学的」な重要性は帰趨を左右する両刃の剣 ―
リサーチ・フォーカス No.2022-032 - 2022年08月04日
- 米金融政策正常化下の資本流入減少に対するアジアの耐性
RIM 環太平洋ビジネス情報 Vol.22,No.86 - 2022年07月28日
- 中国の資本流出懸念と金融緩和余地の縮小
アジア・マンスリー 2022年8月号 - 2022年07月26日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.7,No.102 - 2022年07月25日
- 中国景気の重石となる不動産市場悪化と資金流出 ― 財政・金融政策の発動余地は小 ―
リサーチ・アイ No.2022-027 - 2022年06月30日
- 【アジア経済見通し】アジア景気は良好も、金融面にリスク~新型コロナとウクライナ危機によって高まる脆弱性~
リサーチ・レポート No.2022-002 - 2022年06月27日
- アジア景気は良好も、金融面で下振れリスク
アジア・マンスリー 2022年7月号 - 2022年04月28日
- スリランカ危機が示唆するアジア経済のリスク
アジア・マンスリー 2022年5月号 - 2022年04月06日
- 中国証券市場から大規模な資金流出 ― 対露制裁、ゼロコロナ政策、米利上げが背景 ―
リサーチ・アイ No.2022-002 - 2022年03月03日
- ウクライナ情勢の悪化がアジア経済へ及ぼす影響 ― 資源高、経済制裁、台湾情勢が今後のポイント ―
リサーチ・アイ No.2021-072 - 2022年02月14日
- 急速に拡大する中国への証券投資-中国本土証券市場の戦略的開放とその落とし穴
RIM 環太平洋ビジネス情報 Vol.22,No.84 - 2021年12月27日
- 米供給網強化策がもたらすアジア新興国への影響
アジア・マンスリー 2022年1月号 - 2021年12月23日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.1, No.96 - 2021年12月03日
- ASEAN・インドのEV市場拡大に日本の自動車産業はどう向き合うべきか
リサーチ・フォーカス No.2021-040 - 2021年12月02日
- 【アジア経済見通し】アジアの安定成長を脅かす米利上げ加速 ~供給問題がグローバル・インフレのリスクに~
リサーチ・レポート No.2021-018 - 2021年11月26日
- アジアの安定成長を脅かす米利上げ加速
アジア・マンスリー 2021年12月号 - 2021年10月13日
- 中国・インドの電力不足によるグローバル・インフレ懸念 ― 冬場にサプライチェーンが混乱する可能性も ―
リサーチ・アイ No.2021-042 - 2021年09月29日
- コロナ禍の東南アジアから広がる供給網の混乱
アジア・マンスリー 2021年10月号 - 2021年08月06日
- 台湾情勢緊迫化と高まる半導体リスク― 半導体供給停止の場合、アジアを中心に付加価値が年88 兆円減 ―
リサーチ・フォーカス No.2021-023 - 2021年08月04日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.8, No.92 - 2021年08月03日
- 新型コロナ感染拡大により東南アジアの景況感が大幅に悪化― サプライチェーンを通じてわが国製造業に波及する恐れ ―
リサーチ・アイ No.2021-027 - 2021年07月29日
- 中国本土証券市場への海外資金流入と強まる逆風
アジア・マンスリー 2021年8月号 - 2021年07月01日
- 【アジア経済見通し】ポスト・コロナに向けて進むアジア経済~回復が続くものの、米金融政策正常化がリスクに~
リサーチ・レポート No.2021-006 - 2021年06月25日
- ポスト・コロナに向けて進むアジア経済
アジア・マンスリー 2021年7月号 - 2021年04月28日
- ポスト・コロナで試されるアジア通貨の安定性
アジア・マンスリー 2021年5月号 - 2021年02月15日
- 中国化が進む香港国際金融センター米中金融デカップリングと中国市場特化の可能性
RIM 環太平洋ビジネス情報 - 2020年12月25日
- 米中対立を受けて供給網再編は継続へ
アジア・マンスリー 2021年1月号 - 2020年12月24日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.1,No.85 - 2020年12月08日
- 中国の米国向け輸出の巻き返しは一時的― バイデン新政権は制裁関税撤廃せず、サプライチェーン再編の動きは続く ―
リサーチ・アイ No.2020-055 - 2020年11月30日
- 【アジア経済見通し】アジア景気は回復も、ペースにばらつき~ASEAN・インド経済復活のカギとなる供給網再編~
リサーチ・レポート No.2020-029 - 2020年11月27日
- アジア景気回復にばらつき、遅れる供給網再編
アジア・マンスリー 2020年12月号 - 2020年08月14日
- 強まるASEAN・中国経済のつながり~ASEANの対米中バランス外交継続に落とし穴~
リサーチ・フォーカス No.2020-018 - 2020年07月31日
- アジア経済見通し
JRIレビュー Vol.8,No.80 - 2020年07月30日
- 正念場を迎えるASEAN・インド
アジア・マンスリー 2020年8月号 - 2020年07月07日
- 【アジア経済見通し】ポスト・コロナのアジア経済~ 南北格差でASEAN・インドは正念場も、高成長実現に向けた好機 ~
リサーチ・レポート No.2020-012 - 2020年06月26日
- 懸念が高まる国際金融都市としての香港
アジア・マンスリー 2020年7月号 - 2020年06月04日
- 米中ハイテク対立が台湾経済に飛び火―ファーウェイ制裁で台湾GDP が0.9%減少 ―
リサーチ・フォーカス - 2020年06月01日
- 国家安全法で危ぶまれる国際金融センターとしての香港 ― リスクは高まるものの、大幅な地位低下の公算は小 ―
リサーチ・アイ No.2020-021 - 2020年05月11日
- 新型コロナ禍でアジア景気悪化が深刻化― 国内経済活動急停止と輸出急減が金融不安を高める可能性に注意 ―
リサーチ・アイ No.2020-014 - 2020年04月10日
- 新型コロナ不況で半導体市場は急速に悪化へ― テレワーク需要のみでは力不足、今後の消費急減は相殺できず ―
リサーチ・アイ No.2020-006 - 2020年02月21日
- インドは本当にRCEP から離脱するのか?~2020 年のRCEP 交渉の論点~
リサーチ・フォーカス No.2019-036 - 2020年02月04日
- 新型コロナウィルスがアジア景気に及ぼす影響― 2003年SARS発生時よりも大きく下振れる見込み ―
リサーチ・アイ No.2019-048 - 2020年01月24日
- アジア自動車需要の短期・長期展望― 所得増と人口増を背景に市場規模は今後30 年で3 倍に ―
リサーチ・フォーカス No.2019-034 - 2019年12月26日
- 5G主導で半導体市場に持ち直しの動き
アジア・マンスリー 2020年1月号 - 2019年11月28日
- 株価が示唆する半導体市場の先行き-5G 主導で反転の動き、しかし過剰投資のリスクあり-
リサーチ・フォーカス No.2019-033 - 2019年10月30日
- 不透明感が強まる香港経済の展望―失われるビジネス拠点の優位性と維持される国際金融機能―
リサーチ・フォーカス No.2019-027