金融ビジネス
サステナブルファイナンス
社会課題を解決するために金融の果たせる役割を追求します
サステナブルファイナンスとは、「環境・社会課題解決の促進を金融面から誘導する手法や活動」を指します。その誘導形態には、(1)環境・社会課題解決の促進を目的や成果とする活動の資金調達コストを低減する、(2)与信リスクや企業価値評価に環境面・社会面のリスクや事業機会を加味する、(3)金融市場を通じて環境・社会価値の格付を行う、(4)環境負荷や社会価値に応じて、保険の補償可否や料率を決める、等があります。日本総研は、金融グループのシンクタンクとしてサステナブルファイナンスを重要なテーマと捉え、関連する金融活動の動向調査やわが国における実現に向けた打ち手を検討する調査・戦略策定を実施しています。
主要サービス
サステナブルファイナンスの政策推進にかかる調査研究・サービス
日本総研では、諸省庁からサステナブルファイナンスにかかる調査研究を受託しています。主な実績としては、平成31年度「新たなグリーンファイナンス手法に係る検討等業務」、平成31年度「グリーンファイナンス・ポータルサイト整備委託業務」、平成29年度「日本における社会的インパクト投資の現状2017」などがあります。
また、環境負荷の低減や社会課題の解決に資する事業に資金使途を限定したグリーン/ソーシャルボンドの組成における発行体向けのコンサルティングや、事業が創出するインパクトや発行手順の適格性を評価するセカンド・パーティ ・オピニオンを提供しています。