People Y.Nozaki
誰もが「好きなことに全力になれる社会」をつくるために。健康という土台を支え、制度と人々の暮らしをつなぐ
野崎 雪乃 Y.Nozaki
- コンサルティング
- ヘルスケア・事業創造グループ コンサルタント入社:2024年 新卒入社
入社理由
好きなことに全力を注げる「健康の土台」を社会に広げたい。民間と官公庁の両面からアプローチできる日本総研を選んだ理由
学生時代、私は人が趣味や仕事について熱く語る姿を見るのが好きでした。駅中のコーヒー店でアルバイトをしていた際には、朝の通勤客の方々に一杯のコーヒーを通じて活力を届けられることに大きなやりがいを感じていましたね。一方で、何かに熱中する人ほど、自分の健康には無頓着になってしまう場面も多く見てきました。そうした経験を通して、誰もが自分の「好き」に全力で向き合えるよう、その土台となる健康を支える仕事がしたいと考えるようになったのがヘルスケアに興味を持ったきっかけです。
就職活動では、当初は食品や化粧品などを含めたメーカーを視野に入れていましたが、次第に特定の一製品では社会全体に広く影響を与えるのは難しいのでは、と考えるように。さらにヘルスケア領域は民間企業だけでなく、公的機関と連携して制度設計を行うことも不可欠です。そうした中で、民間と官公庁のハブとして多角的にアプローチできるシンクタンクの仕事に魅力を感じるようになっていました。
中でも、日本総研はインターン活動を通して社員の方々の人柄の良さや、領域横断で課題に取り組む姿勢に触れ、この環境であれば自分の思いを実現できると確信。大学院での研究活動で培った「仮説を立てて検証する」プロセスとも親和性が高く、自分の強みを生かせると感じたことも決め手となり、入社を決めました。
現在の仕事内容
民間企業・官公庁と向き合い、調査から分析・政策提言まで一貫して担う。ヘルスケア課題を構造から変えるコンサルティングの現場
私が所属するヘルスケア・事業創造グループでは、民間企業と官公庁の双方を対象にコンサルティングを行っています。現在は同時に複数のプロジェクトを担当しており、医薬品・医療機器の販売戦略の支援、医薬品の持続可能なエコシステムの構築に関する政策提言、アカデミアの医薬品・医療機器シーズの実用化支援など、幅広い業務に携わっています。例えば、製薬企業とともに実施したプロジェクトでは、ある疾患の治療において患者様の気づきから治療に至るまでのプロセスにどのような課題があるのかを洗い出し、政策的なアプローチも含めて改善策を検討しました。有識者の方々へのヒアリングを通じて得られた示唆をもとに白書としてまとめ、医療機関や行政に向けて発信するところまで関わりました。また、官公庁案件では健康増進のための制度づくりに向けた調査なども担当。関係者は国・自治体・民間企業など多岐にわたるため、各者の視点の違いを理解しながら調整していくことも大切な役割です。
業務を進める上で心がけているのは、「一緒に働いて良かった」と思ってもらえる存在であること。成果の質はもちろん、関わる時間そのものが価値になるよう、クライアントやメンバーとのコミュニケーションを大切にしています。分析結果への反応が返ってくる瞬間は特にやりがいを感じますし、そこから議論が深まり、アウトプットが磨かれていく過程がとても楽しいと感じています。
印象に残るプロジェクト
「発症=自己責任」という偏見をどう変えるか。有識者との議論を重ね、正しい認識を社会に届けるメッセージ設計に挑んだシンポジウム運営
最も印象に残っている点は、ある民間企業とともに取り組んだ、疾患の普及啓発を目的としたイベントの運営支援です。対象となる疾患は発症が自己責任と捉えがちで、正しい医療につながっていないという現状があります。遺伝要因や社会環境など、本人の努力ではどうにもならない側面があるにもかかわらず、その理解が広がっていないためです。そこで私たちは、治療が必要な人に適切に医療が届くよう誤解を払拭し、正しい認識を広めるためのメッセージづくりに取り組みました。しかし伝え方は非常に難しく、一言で言い切れるものではありません。有識者の方々へのヒアリングを重ねるたびに視点が変わり、メッセージを組み立て直す日々が続きました。最終的には、科学的根拠をもとに社会環境全体で取り組むべき課題であることを丁寧に伝える構成にしました。そして迎えた当日。これまで自分たちが議論を続けてきた内容が、専門家の発言として会場全体に広がっていくのを見て大きな達成感を覚えました。本プロジェクトを通して、コンサルタントは「正しいこと」をただ提示するのではなく、相手に届く形に翻訳し、社会実装まで見据える視点が必要なのだと実感。この経験は、今の私の仕事観にも大きく影響しています。
今後の目標
未病・行動変容領域を広げ、音楽や化粧品など「心の豊かさ」が健康に与える価値にも挑戦。社会全体の健康に貢献するコンサルタントを目指して
私はこれまで主に治療領域のプロジェクトに携わってきましたが、今後は健康と病気の間にある「未病」領域にも挑戦したいと考えています。健康に無関心な人が、知らず知らずのうちに行動変容できる仕組みをつくることは、社会全体の健康に大きなインパクトを与えられるはずです。すでに研究機関と連携し、未病に関する技術シーズを企業とマッチングさせる支援などにも関わっていますが、まだできることはたくさんあります。国の政策づくりに携わり、行政と民間企業と連携して仕組みを動かしていくことにも興味があります。また、音楽や化粧品のような「不要不急だけれど心を満たすもの」にも、健康を支える価値があると感じています。こうした領域の価値をビジネスとして形にしていくことにも、いつか挑戦したいですね。
日本総研には、一企業の利益にとどまらず、社会にどのような価値を届けられるかを常に考える文化があります。この環境の中で、若手でも挑戦の機会をいただけるのは本当にありがたいことです。将来的にはプロジェクトマネジャーとして案件をリードし、自ら仕事を創り出していける人材を目指していきたいと思っています。
1日の仕事の流れ
9:00 出社・タスクの確認・メールチェック・返信
10:00 お客様との打ち合わせ
進行中のプロジェクトについて、調査内容の報告・今後の進め方について議論
12:00 ランチ
13:00 社内打ち合わせ
進行中のプロジェクトについて、調査設計やスケジュールについてプロジェクトメンバーとオンラインで打ち合わせ
14:00 調査・資料作成
お客様に提出する現状の課題分析と資料の作成
16:00 ヒアリング
進行中のプロジェクトに関して、仮説検証のために、医師へヒアリング
18:00 退社
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Division 事業部門
Details 社員関連
インタビュー内容、役職、所属は取材当時のものです。
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