AI時代の人的資本経営
従業員価値向上のためのこれからの人材戦略

- 著者
- 株式会社日本総合研究所 ポスト人的資本経営研究会 & 先端技術ラボ
林浩二、國澤勇人、髙橋千亜希、村井庸平、石井隆介、磯部圭将、豊間根花、近藤浩史、伊藤蓮 - 出版社名
- 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
- 出版日
- 2025年12月26日
- 価格
- 2,750円(税込)
本書では、AI (Artificial Intelligence:人工知能)に対して人間のもつ知性・感性をHI (Human Intelligence) と定義し、テクノロジーと人間の知性・感性の掛け合わせによる働き方と人事の変革を提言します。
AIの進化が仕事の能力観を変容させ、知識やスキルを持つことよりもそれらを活用する力のほうが価値を持つ時代へのシフトが始まっています。こうした状況の中で、HIの力を最大限に引き出すために、今後は従業員の主体的な学びや、フラットで柔軟な組織構造を実現することが重要です。AIが人間を代替するのではなく、AIとHIがそれぞれの強みを活かして協働できるようにしていく必要があるのです。
このような時代に、人事部や人事部員はいかにして組織と個人の潜在価値を引き出していくべきか。企業価値と従業員価値の向上を両立する人材マネジメントのあるべき姿と、人事が果たすべき役割を解説することを通じて、AI時代の人的資本経営のアジェンダとその解決に向けたソリューションを提示します。
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