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ソリューション 融合的Core Solution
「JRI Tech Design」

ソリューション開発の背景

「JRI Tech Design」のサービス開発は、従来型の事業開発手法の改善余地に対する認識が出発点となっています。不確実かつ変化の速い現代の事業環境においては、企画や研究開発部門が主導してきた従来型の事業開発手法は、ミクロ/実装的視点が不十分であり、高い実現可能性と持続可能性を有する新規事業を構築するためには必ずしも十全とはいえません。 本ソリューションは、この課題認識に対する解として開発された事業開発手法です。マクロ/戦略的視点としての「ビジネスモデル」に、ミクロ/実装的視点である「先端テクノロジー」および「ヒューマンセンタードデザイン」領域を融合させることで、事業の実現可能性を飛躍的に 高められるように設計されています。

コンセプト

「JRI Tech Design」は、これまで互いに独立し連携できていなかった、マクロ/戦略的視点であるビジネスモデル(B)とミクロ/実装的視点であるテクノロジー(T)、そしてデザイン(D)の3つを融合させることで、持続性、実効性、革新性の高い新規事業を構築するソリューションです。 事業開発やプロセス革新において、ビジネスモデル、テクノロジー、デザインの視点は、これまでは互いに独立で連携させづらく、特定の視点から開発した事業には残りの視点の欠落による問題を抱えてしまいがちでした。3視点の融合によってこの状況を打破し、新規事業の劇的な変化や新たな価値への着実なリーチが期待できるようになります。人間中心設計は、特にBtoC分野での採用が進んでいますが、BtoB分野においても、(従業員を含めた)ユーザーが存在する領域については、もはや欠かせない視点になりつつあります。

ソリューションの全体概要

BTDを融合させるというコンセプトをどのように事業開発のプロセスの中で実現していくのか、その全体の流れおよび概要を示したのが下図です。それぞれの視点から構築したアイデアを、「アイディエーションと具体化」「ビジュアライゼーション」「コンセプト実証PoC」を通じて融合し、持続性、実効性、革新性を兼ね備えた事業として具体化させていきます。

※POV:point of view

ポイント①:アイディエーションと具体化(確度の高い方向性を得る)

本工程では、ユーザー・従業員の観察から課題を発見し、課題解決のコンセプトを策定し、ラフデザインに反映させます。これを共通言語として、複数の専門家が集まる「スモールイノベーションラボ」に投入し、「多角的な視点からの検証」および「異分野アナロジー等の適用によるイノベーティブな形でのコンセプトの具体化」による技術的な実現性を高めます。

ポイント②:ビジュアライゼーション(複雑系を見える化する)

様々な視点を融合させたアイデアを反映させたコンセプトは、単に戦略的な視点のみから構築されたものよりも複雑となる可能性が高くなります。従来の事業開発手法における推進上のネックの一つは、描いたコンセプトに対し、投資判断を行うまでの理解醸成に非常に時間がかかってしまうことでした。 ビジュアライゼーションは、こうした状況から脱却し、社内・社外のコンセンサスを形成するための有効な手法です。日本総研では、下図で示す動画に限らず、様々な簡易プロトタイプでのビジュアライゼーションが可能です。

ポイント③:コンセプト実証 PoC(不確実性を検証して排除する)

従来の事業開発手法における推進上のもう一つのネックが、コンセプト実証でした。実証段階で推進組織が変わり当初のコンセプトから乖離が発生してしまう、制約条件(期間や予算)の中で結果を出せない、結果を見て正しく判断することができない、適切に改善につなげられない等、事業開発における挫折は多種多様です。 こうした失敗に陥らないためには、「検証目的」や「検証の優先順位」を明確化した上で、PoCを高速で繰り返し、不確実性を排除していくことが重要です。この考えに基づいた取り組みが、日本総研のPoC支援の実効性をより高めています。

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