検討プロセス
我々は、未来洞察/デザインのプロセスを、「洞察」「機会領域発見」「デザイン」の3つに分割します。前半の「洞察」プロセスでは、社会変化やアイデアの不確実性や自社の事業に与えるインパクトを重視しますが、後半のプロセスに移るにつれ、戦略適合性・実現可能性の重視比率を上げていきます。
1 洞察
お客様が抱える課題について、適切な「未来イシュー」を設定するとともに、スキャニング・マテリアル(未来の兆し情報)を様々な情報源から収集・蓄積した上で、ワークショップ等を通して「社会変化仮説」を策定します。この未来イシューと社会変化仮説を掛け合わせることで、未来の課題を解決するためのアイデア・打ち手を提案します。
2 社会変化仮説(スキャニング)
社会変化仮説とは、さまざまな「未来の兆し」を示す情報から導き出した、「こうなるかもしれない」という未来像の集合体です。我々は、社会変化仮説策定の材料となる未来の兆し情報を大量にストックしています。この情報を活用し、ワークショップ等を通じて社会変化仮説を策定、未来を洞察するための材料とします。
3 機会領域発見
洞察プロセスで導き出した「未来の課題を解決するためのアイデア・打ち手」を基に、課題解決に向けたシナリオを策定します。同時に、各種のインサイトリサーチを組み合わせることで、コンセプト立案を支援します。
4 デザイン
策定したシナリオ・コンセプトをベースとして、自社の戦略との適合性・実現可能性を考慮しながら、製品のプロトタイピング・事業戦略の策定・事業計画への落とし込みを支援します。