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SOLOサポート研究会

SOLOサポート研究会は、資力・判断力ともに健常な高齢者が、ひとりで身じまいに取り組める「コーディネート型」サービスの在り方を研究する企業合同研究会です。





SOLOサポート研究会では、「コーディネート型」サービスに関する先行事例レビューをはじめ、地域の実情に合わせて活用しやすいビジネスモデルを検討します。また、身じまいに関する意向別のペルソナ研究やマーケティング手法の研究を行います。



「コーディネート型」サービスとは、生前から死後にいたるまでの期間において身じまいのために求められる支援の中から、利用者の状況に応じて必要な支援を選定し提供するというサービス形態です。

身じまい支援に関する個別サービスは存在するものの、多くの高齢者にとって、自身に必要なサービスを選定し利用するのは簡単ではありません。一人一人の高齢者に寄り添い、必要なサービスを選定・提供するサービスが求められています。

「コーディネート型」サービスに関して、資力・判断力が低い層は公的制度が対応、富裕層は民間の富裕層向けサービスが一部カバーしています。しかし、判断力に問題がなく、かつ、資力が平均的な高齢者層(以下、資力・判断力ともに健常な高齢者層)が利用できるサービスが限定的で、ニーズを満たすには不十分となっています。

本研究会では、資力・判断力ともに健常な高齢者層に向けた「コーディネート型」サービスのビジネスモデル構築に挑みます。




<SOLOサポート研究会 事務局からのメッセージ>

シニアスペシャリスト
沢村香苗
資力・判断力ともに健常な高齢者層は、およそ2,500万人、そのうち単身高齢者は247万人にのぼります。「コーディネート型」サービスの数は限定的で彼らのニーズを満たすほどの規模に至っていません。なにか心身の問題が生じたとたんに、備えなく当たり前の日常生活を送れなくなる高齢者が大量に顕在化する可能性があります。

この課題を解決する主役は、企業だと考えます。支援のはざまにいる高齢者の数は、見方を変えれば大きな新市場です。特に地域に根差す企業や個々の人生に接点のある企業にとっては大きな機会であると考えられます。ぜひ一緒に、高齢者が安心して人生を全うできる社会をつくっていきましょう。




<関連情報>
■レポート

高齢おひとりさまの「支援のはざま」-生前から死後までの伴走支援から取り残される247万人-

■SOLO Lab
 ▷ホワイトペーパー
個・孤の時代の高齢期 ~誰もがおひとりさまになる社会~

別冊 おひとりさま高齢者を支える現場からの声 ~ホワイトペーパー作成に際したヒアリング調査より~

 ▷YouTube

関連するYouTube再生リスト・SOLO Lab(おひとりさま問題)


■SMBC京大スタジオ
「誰もが生前・死後の尊厳を保つための持続可能な身じまい・意思決定とその支援」
・京都大学の児玉聡教授と高齢者の身じまい・意思決定に関する共同プロジェクトを立ち上げ、研究を行っています。

プロジェクトの詳細ページはこちら


<関連する日本総研の活動>
■調査研究レポート

令和6年度「行旅病人及行旅死亡人取扱法、墓地、埋葬等に関する法律及び生活保護法に基づく火葬等関連事務を行った場合等の遺骨・遺体の取扱いに関する調査研究事業」

・令和6年度「成年後見制度利用促進・権利擁護支援方策調査等一式」

令和6年度「介護現場における身寄りのない高齢者等に対するサービス提供の実態にかかる調査研究事業」

令和6年度「介護職員等における身寄りのない高齢者等に対する支援の実態に対する調査研究事業」

令和5年度「身寄りのない高齢者の生活上の多様なニーズ・諸課題等の実態把握調査」

令和4年度「“人口減少・単身化社会における生活の質(QOL)と死の質(QODD)の担保に関する調査研究事業”」

令和2年度「高齢期の意思決定を支援するための情報技術を活用した接点構築に関する調査研究事業」

令和2年度「公的介護保険サービスにおける身元保証等に関する調査研究事業」

平成29年度「地域包括ケアシステムの構築に向けた公的介護保険外サービスの質の向上を図るための支援のあり方に関する調査研究事業」



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