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国際会議「IEEE Symposium on Technology and Society 2023(ISTAS23)」において、Best Short Paper Awardを受賞

2023年12月15日 先端技術ラボ 會田拓海、金子雄介


2023年9月に開催された国際会議「IEEE Symposium on Technology and Society 2023(ISTAS23)」(※)において、株式会社日本総合研究所 先端技術ラボ 會田拓海 アナリスト、創発戦略センター 木村智行 シニアマネジャー、先端技術ラボ 金子雄介 シニア・エキスパートの研究発表 “Designing a Blockchain Token Distribution Model to Encourage Action on Greenhouse Gas Reduction(温室効果ガス削減行動促進に向けたブロックチェーン・トークン流通モデルの設計)” がBest Short Paper Awardを受賞しました。

「温室効果ガス削減行動促進に向けたブロックチェーン・トークン流通モデルの設計」について

カーボンニュートラルの実現に向けて、農業分野では生産者・消費者一体で温室効果ガス(GHG)削減に取り組むことが求められます。本研究では、農作物の生産過程で生じるGHGの削減量をブロックチェーン・トークンに記録し、環境的価値を可視化することで市民の環境意識を醸成させるモデルを提案しました。低炭素農産物の流通と連動してGHG削減量を記録したトークンを発行・配布し、消費者の環境配慮行動をログとして可視化できます。また、トークンを介して緑化事業の支援や生産コストの低減、環境意識の伝播といった効果を期待しています。なお、ブロックチェーンの社会実装にあたっては、トークンやアプリの適切な扱い方について認知を広める必要があります。

https://doi.org/10.1109/istas57930.2023.10306187

※ISTASとは、科学技術が社会に与える影響について主に議論する学際的な会議であり、技術者や自然科学者だけでなく、社会科学者や政策立案者といったさまざまな立場の人々が参加しています。ISTAS23の詳細は、以下文献を参照ください。

金子 雄介. 国際会議IEEE ISTAS 2023参加報告. 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 123, no. 246, pp. 41—48, 2023.
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