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「金利のある世界」の歩き方

「金利のある世界」の歩き方
石川智久(調査部)
出版社名
日経BP 日本経済新聞出版
出版日
2024年10月27日
価格
¥1,980(税込)

24年3月、日銀がマイナス金利の解除に動きました。わが国は長い間金利が無い世界でしたが、ついに、「金利のある世界」に復帰することになります。こうしたなか、予想される状況をいち早く頭に入れ、この先の一歩を考えるヒントにするための1冊です。
企業部門では財務体質や企業規模によって金利の影響は異なります。また家計部門では、資産が高齢者に偏るなか、高齢者は金利上昇のメリットを享受する一方、住宅ローン等を抱える現役世代にはマイナスの影響が生じ、格差社会となるリスクがあります。
 財政(政府)面では、金利上昇は間違いなく財政悪化要因となります。財政再建の取り組みをさらに加速すべき状況です。
金利がある世界において、企業、家計、政府部門が何をすべきなのか、この本を通じて議論が深まれば作者としてこれに勝る喜びはありません。

目次


  1. はじめに
  2. 第1章 異次元緩和を振り返る
  3. 第2章 マイナス金利の解除と残された課題
  4. 第3章 金融政策の効果はいつ顕在化するのか
  5. 第4章 金利のある世界① 企業ではどのような影響があるか
  6. 第5章 金利のある世界② 格差社会化する家計部門
  7. 第6章 金利のある世界③ 財政再建を迫られる政府部門
  8. 第7章 我々は何をすべきか
  9. 終章 金利は時間の価格 構造改革のスピードアップを
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