ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか

- 共編著
- 翁百合(調査部)、柳川範之(東京大学大学院経済学研究科教授)、岩下直行(京都大学公共政策大学院教授)
- 出版社名
- 日本経済新聞出版社
- 出版日
- 2017年9月22日
- 価格
- ¥2,000+税
ブロックチェーンは、仮想通貨ビットコインの裏付けとなっている技術であるが、いまや、世界の金融機関、企業、政府が関心を持って、様々な分野で実証実験を行い、実装も始まっている。本著では、ブロックチェーン技術やその実用例をわかりやすく紹介し、実務担当者や行政の担当者、専門家がそれぞれの立場から具体的な課題や展望、新しく提起されている様々な学術的テーマを論じたものをまとめている。この技術の開発、実装に向けて政府や企業が今後取り組むべき課題も整理・提言している。
目次
ブロックチェーンへの期待と課題:第Ⅰ部へのガイド
第1章 ブロックチェーンの特徴とメリット
- 1 ブロックチェーンの仕組み:重要なコンセプトとフィロソフィー
- 2 ブロックチェーンの分類:参加者の限定をするか、しないか
- 3 メリットは何か
- 1 仮想通貨の時価総額は増加
- 2 政府のプラットフォームに活用
- 3 金融取引や商取引のインフラを提供
- 1 ブロックチェーンの課題
- 2 ブロックチェーンは今後、社会をどう変えるか
- 3 ブロックチェーンの発展に向けた政策提言