「戦後80年」はあるのか-「本と新聞の大学」講義録

- 一部執筆
- 河村小百合(調査部)
- 出版社名
- 株式会社集英社
- 出版日
- 2016年8月17日
- 価格
- ¥780 + 税
日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩みを進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来するのだろうか。比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、中央銀行の破綻…。日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、この先10年、日本が歩むべき道を提言する。朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。
このうち、第7回 この国の財政・経済のこれから を担当した。