不安定化する国際金融システム
- 著者
- 翁百合(調査部)
- 出版社名
- NTT出版株式会社
- 出版日
- 2014年2月4日
- 価格
- 本体2,400円+税
規制緩和から監督の強化へ
危機から世界は何を学ぶのか
リーマンショック以前・以後の金融市場が抱える諸問題を展望し欧州債務危機・量的緩和の出口をめぐる議論まで危機の根源を探る。
目次
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第Ⅰ部 1980年代以降リーマンショックまでの金融システム
- 1 金融システムの構造変化――技術革新とグローバリゼーション
- 2 マクロ経済と金融システムの不安定性
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第Ⅱ部 金融市場の変化と規制・監督政策の変化
- 3 規制緩和の背景と自己資本比率規制
- 4 歴史的にみた金融危機の背景と対応
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第Ⅲ部 リーマンショックとその後の規制監督改革の動き
- 5 リーマンショック――経緯と深刻化の背景、影響
- 補 カナダはなぜリーマンショックによって大きな打撃を受けなかったのか
- 6 ポスト・リーマンショックの規制監督体制の整備
- 7 規制強化の流れ
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第Ⅳ部 欧州債務危機以降の国際金融市場
- 8 欧州債務危機
- 9 米国の金融緩和の出口と中国のシャドウ・バンク
- 10 日本の課題を考える