コンサルティングサービス
経営コラム
経済・政策レポート
会社情報

経営コラム

オピニオン

Ichigaya Innovation Days 2025:11月28日(金)Convivial Design Forum(自律協生スタジオ成果報告)

2025年11月12日 創発戦略センター、リサーチ・コンサルティング部門


武蔵野美術大学が運営するソーシャルクリエイティブ研究所と日本総合研究所は、共同研究と実践の成果を発表する祭典 「Ichigaya Innovation Days 2025~参加型の未来~」を2025年11月28日(金)、29日(土)に武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで開催します。


本ページでは、11月28日(金)のConvivial Design Forum(自律協生スタジオ成果報告)についてご紹介いたします。

*********

■Convivial Design Forum(自律協生スタジオ成果報告)
日時:2025年11月28日(金)15:00-16:30
場所:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 5階(東京都新宿区市谷田町1-4)

テーマ①:「子どもとプライバシーを巡るスペキュレーション」
発表者:
長谷川 敦士(はせがわ あつし)
武蔵野美術大学 造形構想学部クリエイティブイノベーション学科 教授/ 株式会社コンセント 代表取締役社長
若目田 光生(わかめだ みつお)
日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト

現代の子どもたちにとって、インターネットを活用した学習や遊びは日常に欠かせない体験となっており、デジタル技術の進歩やデータ活用が高度化する今、子どもたちのプライバシーをめぐる状況は大きく変化しています。教育現場では、子どものデータを学習指導や健康管理に役立てようとするなど、国内でも子どものデータ活用は活発化しており、デジタルネイティブである子どもたちの主体的な意見を尊重しながら、安全で有益なデジタル環境をどのように実現するかが社会的な課題になっています。こうした背景を踏まえ、武蔵野美術大学と日本総研は、2023年度より「プライバシーの未来」をテーマとした共同研究を開始しました。
本トークセッションでは、これまでの共同研究の成果を踏まえ、プライバシーと子どもの社会参画のあり方などについて議論したいと思います。

テーマ②:「未来創発・未来対話を核にした市民参加・市民エンパワーメントのデザイン」
発表者:
岩嵜 博論(いわさき ひろのり)
武蔵野美術大学 造形構想学部クリエイティブイノベーション学科 教授
八幡 晃久(やはた あきひさ)
日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 プリンシパル

少子高齢化が進む日本。多くの自治体が子育て支援を中心とした施策を打ち出し、人口誘致に乗り出していますが、日本全体で見ればゼロサムゲーム。持続可能な地域づくりのためには、人口(頭数)頼みではなく、エンパワーメントを通じて、ひとりひとりの「活動量」を高めることが重要であり、そのための効率的・効果的な手法が必要になると考えます。
本共同研究では、エンパワーメントを通じて、市民の活動量そのものを高めるための効率的・効果的な仕組み・仕掛けの確立を目指しています。具体的には、①未来に向けた民意を創発・表現する仕組み、②未来の対話を誘発する仕組み、③地域と資本をつなぐプラットフォームの3つの機能・モジュールを想定。モジュールごとに、アクションリサーチ方式にて実証的に検証を進めていきます。
本トークセッションでは、①未来に向けた民意を創発・表現する仕組みの実証として長浜市にて実施した「まち未来(みく)じ」の取り組みを紹介するとともに、今後の展開について、皆さんとディスカッションしたいと思います。

Ichigaya Innovation Days 2025へお越しの方は、スムーズな入館のため、下記Peatixより事前申込をお願いいたします(お申込者には事前に入館証を発行いたします)。
 URL: https://peatix.com/event/4544104



※記事は執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。

経営コラム
経営コラム一覧
オピニオン
日本総研ニュースレター
先端技術リサーチ
カテゴリー別

業務別

産業別


YouTube

レポートに関する
お問い合わせ