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リサーチ・アイ No.2025-157

原油高定着ならFRBは大幅利上げも視野 ― 原油120ドル定着で政策金利1%押し上げ ―

2026年03月24日 森田一至


米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡る中東情勢の緊迫化を受けて、原油価格が高騰。ホルムズ海峡の本格的な閉鎖や近隣国の石油施設への攻撃が激化した場合、原油価格は120ドルに到達する可能性も。

仮に、原油価格が120ドルで定着した場合、ガソリン価格の上昇などを通じて、PCEデフレータの上昇率は+1.1%ポイントほど押し上げられる見込み。購買力の低下によって個人消費が下押しされ、実質GDP成長率は▲0.6%ポイントほど低下する見通し。

一段のリスクとして、エネルギー価格が長期にわたって高止まりする場合、インフレ期待が高まり、物価が持続的に押し上げられる可能性も。家計の期待インフレ率はトランプ政権による大規模な関税賦課により上昇した2025年を除いて、原油価格に概ね連動。

インフレが長期化した場合、FRBは利上げを余儀なくされ、景気の下押し圧力が一段と強まる公算大。3月のFOMCで公表された参加者による経済見通しでは、年内1回の利下げ予想が維持されたものの、テイラールールを基に政策金利の適正水準を試算すると、原油価格が120ドルで定着した場合、インフレ率の上昇を背景に+1%ポイント程度の利上げとなる計算。


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