研究員エッセイ 「農を見る!」 ウェブサイトの開設にあたり
2008年01月01日 三輪泰史
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近年、食品価格の高騰や食の安全・安心など、農業やアグリビジネスに対する関心が急激に高まっています。5月27日に開催した弊社シンポジウムのアンケートにおいても、多くの方から農業問題に関心があるとのご回答を頂きました。非常に多くの方が、農業や食品を身近な問題と感じているのではないでしょうか。 日本の農業は大きなポテンシャルを持っています。耕地面積は狭いものの、肥沃な土壌、豊富な水資源、品質の高い農産物を生み出す技術・ノウハウ、信頼性など、海外に負けない強みを有しています。しかし、ここ数十年の農業の衰退をみると、これらの強みを十分に発揮できているとは言い難い状況です。日本総研では、十分に活用されず地域に眠っているポテンシャルを掘り起こすべく、次世代農業の提唱と実践を行っています。 この「農を見る!」では日本総研・農業チームの研究員が、農業の現場をエッセイ形式でお伝えします。できるだけ読者の皆さまに農業の現場を実感頂けるよう、小難しい分析ではなく、写真や現場インタビューを交えて臨場感のあるコンテンツを発信していこうと考えています。 ぜひ御愛読下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。 | |