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ビューポイント No.2026-003

TOPIXの動きと乖離する日経平均株価の急騰

2026年04月30日 松田健太郎、小林 佑里恵 、西岡慎一


近年、日経平均とTOPIXの乖離(NT倍率)が拡大し、足元では過去最高水準に達している。その主因はEPS(1株当たり利益)の乖離によるもので、企業業績の拡大が一部の大型銘柄に偏在していることと、海外投資家やパッシブ資金が流動性の高い大型株、特にAI関連銘柄に集中していることが挙げられる。

その結果として、日経平均株価の上昇は限られた銘柄による「見かけ上の強さ」にとどまり、日本企業全体の競争力向上を必ずしも反映していない。今後はAI投資の収益化の遅れや資金フローの変化により調整圧力が高まる可能性があり、NT倍率上昇の持続性には慎重な見方が必要である。


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