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リサーチ・レポート No.2024-013

【米国経済見通し】トランプ再選で不安定化する米国経済 ―Make America Volatile Again―

2024年11月28日 立石宗一郎


足元の米国経済は内需を中心に堅調。良好な雇用・所得環境を背景に個人消費が堅調に推移しているほか、AIなどハイテク関連業の生産・投資活動が活発。

2024年11月に実施された選挙の結果、大統領と上下院の多数派を共和党が過半数を占める「トリプルレッド」に。トランプ氏が掲げる政策の多くが実現しやすくなることに。

今後の米国経済は不安定化する見通し。2025年は対中関税引き上げなどによる物価高が下押し要因に。その後、大規模減税や規制緩和などが株価や景気を押し上げ、2026年の成長率は2%台半ばへ高まる見込み。

当面のリスクは、トランプ氏の政策動向。多くの国・地域を対象にした関税引き上げが実施される場合、物価高を通じて景気を下押す可能性大。加えて、財政赤字の拡大が市場で嫌気されれば、金利が急騰するおそれ。さらに、米国に居住する不法移民が強制的に送還された場合、長い目で見れば人口減を通じて、潜在成長率が低下するほか、物価も上昇する公算大。


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