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リサーチ・アイ No.2021-071

ロシア経済悪化、貿易・金融両面から欧州経済に波及―欧州の実体経済と金融の悪循環に注意―

2022年03月03日 井上肇


ウクライナに軍事侵攻したロシアに対し、欧米諸国は経済・金融制裁を強化。なかでも、国際決済ネットワークからロシアの銀行を排除する措置は、ロシア企業による貿易取引や資金繰りに支障をきたす見込み。ロシア経済の悪化が、貿易と金融双方の経路を通じて欧州経済に波及する懸念。

貿易面では、ロシアとの輸出入取引の縮小が、欧州経済に大きく影響。ロシア向け輸出シェアは、とりわけ、バルト3国やフィンランドなどで高水準。また、欧州諸国は、原油・天然ガスのロシアへの依存度が大。ロシアからの供給が滞れば、エネルギー不足に陥り、各国で減産圧力が強まる公算大。

金融面では、ロシア向けの与信が大きい欧州の銀行部門に対する懸念が高まるリスクあり。ロシア向けの与信比率は、オーストリアが突出しているほか、イタリア、フランスも高水準。すでに、ロシアの国債や社債の利回りは上昇しており、今後、ロシア政府や企業の債務不履行への懸念が一段と強まる展開も。欧州金融機関の信用力が低下し、これが実体経済に波及するリスクに注意の要。


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