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日本総研が5月を目途に分散型電源のDESSコンソーシアムを設立
複数の燃料電池によるネットワーク利用に向けてソフト等を開発へ
出典:電力ビジネス速報 2003年4月28日
日本総合研究所は5月を目途に、複数の小型燃料電池を一定地域に設置したネットワーク利用に向け、
DESS(Decentralized Energy System & Software)コンソーシアムを立上げ、燃料電池をネットワークでつないだ場合のオペレーション・ルールの策定やノウハウを蓄積するとともにビジネス特許の取得をめざす。燃料電池をネットワーク利用することによってエネルギーの相互融通が可能になり、熱効率や信頼性向上が図れる。さらに従来、具体的な施策が欠けていた民生部門におけるCO2排出量の削減にも貢献できる。コンソーシアムの活動期間は2ヵ年を予定しており、その後、ライセンス共同機構を設立し、コンソーシアム・メンバーはライセンスにの提供を受けることができる。