多様な支援事例でつかむ 自治体が直面する高齢者身元保証問題の突破口―地域特性を踏まえたおひとりさま政策の提言―
- 著者
- 沢村 香苗
- 出版社名
- 第一法規株式会社
- 出版日
- 2022年7月6日
- 価格
- ¥2,400+税
目次
- はじめに
- 序章 身元保証問題とは
- 1 狭義の身元保証問題
- 2 広義の身元保証問題(個・孤のライフ・エンディング自治体の現状と課題問題における身元保証人の役割)
- 第1章 高齢者の「身元保証」問題とその背景
- 1 日本ライフ協会の破たんで注目された「身元保証等高齢者サポート事業」
- 2 身元保証等高齢者サポート事業を利用するのは誰か
- 3 自治体が身元保証問題に直面するとき(事例を中心に紹介)
- 第2章 自治体の現状と課題
- 1 地域によって異なる人口・世帯の状況
- 2 孤立死への取組は多くの自治体が実施
- 3 身元保証に関する自治体の特徴的な取組
- 4 自治体のこれからの課題
- 第3章 民間サービスの現状と課題
- 1 終活支援、死後事務を入り口とした企業サービス
- 2 身元保証等高齢者サポート事業者
- 3 自治体が民間サービスと連携して身元保証問題を解決する事例
- 第4章 デジタル技術を活用した解決の方向性
- 1 高齢期に伴走支援を提供する「身元保証人」の機能を再考する―金銭、情報・意思、人
- 2 身元保証に情報技術を活用するメリット
- 3 日本総合研究所の試み「subME」プロジェクト
- 第5章 提言:自治体ができること
- 1 まとめ 身元保証問題は個・孤のライフ・エンディング問題である
- 2 ステップ1 身元保証問題の全体をとらえてみる
- 3 ステップ2 自治体として何をすべきか決める
- 4 ステップ3 自治体以外のプレイヤーとの連携をさぐる
- 5 ステップ4 住民の関与を高める
- 6 むすびにかえて