保育の質を考える 安心して子どもを預けられる保育所の実現に向けて
- 共著
- 池本美香(調査部)
- 出版社名
- 明石書店
- 出版日
- 2021年2月28日
- 価格
- ¥2,530 税込み
昨今、保育の無償化に伴う諸問題、最低基準緩和による悪質な事業者の増加など、保育所をめぐって様々な課題が発生している。本書では、「保育の質」をキーワードに論点を整理し、保育所を見る目を養うことを目指す。
目次
- 第1章 保育の質の重要性[本田由紀]
- 第2章 行政施策は保育の質をどのように支えうるか[普光院亜紀]
- 第3章 公共の存在である保育所の変質[小林美希]
- 第1章 子どもの成長における保育所の重要性――発達心理学の知見を踏まえて[川田学]
- 第2章 保育所の課題と新たな実践――保育者の立場から考える[近藤幹生]
- 第3章 国際的な視点から見た日本の保育――保育の質確保に向けた海外の取り組みとの比較から[池本美香]
はじめに
1.保育制度の位置づけ――福祉から教育へ
2.国による第三者評価機関設置の動き
3.親の参画の促進
4.保育者に関する制度
おわりに
- 第1章 世田谷区の保育の質の向上に向けた取り組み[後藤英一]
- 第2章 問題事例から見た保育行政のあるべき姿勢[幸田雅治・小林美希]