「仕事基準」人事改革の進め方

- 著者
- 林浩二(総合研究部門)
- 出版社名
- 労務行政
- 出版日
- 2016年03月01日
- 価格
- ¥2,750+税
「仕事基準」の人事制度とは、年齢などの属人的な要素ではなく、仕事の責任の重さ(職責)に応じて処遇を決めていく仕組みのことです。労働力人口の高齢化や企業活動のグローバル化が進む中、日本企業も仕事基準の人事制度に転換していくことが不可欠となっています。本書では、これまでの雇用慣行のしがらみから脱却し、漸進的なアプローチで仕事基準の人事改革を成し遂げるための道筋について、事例を交えつつ解説しました。
目次
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第1章 進化する人事制度
- 1 人事制度の進化
- 2 年功序列制度から職能資格制度へ
- 3 職能資格制度の盛衰
- 4 「仕事基準」の人事制度の誕生
- 5 役割等級制度の特徴
- 6 なぜ役割等級制度がデファクト・スタンダードにならざるを得ないのか
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第2章 役割等級制度へと人事制度を「改革」する
- 1 改革の準備
- 2 等級制度の設計
- 3 賃金制度の設計
- 4 評価制度の設計
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第3章 役割等級制度の移行時・運用時の留意点
- 1 移行時の留意点
- 2 運用時の留意点
- 第4章 "仕事基準"の人事改革を成功させるために
- 付録 労務行政研究所 独自調査に見る「仕事基準」人事改革をめぐるデータと動向