グローバル金融危機後の金融システムの構図

- 編著
- 金融ビジネス調査グループ(調査部)
- 出版社名
- 社団法人 金融財政事情研究会
- 出版日
- 2010年4月
- 価格
- ¥3,990(税込)
グローバルな金融危機を踏まえて、現在金融システムの見直しの議論が行われています。本書では、まず第1部において、主要な論点(世界金融の構図、基軸通貨の行方、金融政策・金融規制監督、金融機関経営、リスク管理等)について、日本総研の研究員のほか、ノーベル経済学賞受賞者をはじめとする内外の第一線の実務家、研究者が執筆し、今後の方向性について読者に大きな構図を呈示しています。第2部では、2009年5月に行われた日本総研金融シンポジウムの記録を収録し、様々な角度から今後の方向性を検討しています。
目次
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◇第1部 論文
- 第1章 世界的危機後の金融システム再構築における課題
- 第2章 新興国台頭下の世界金融システム
- 第3章 基軸通貨の行方
- 第4章 金融政策への教訓
- 第5章 危機後の金融システムについて
- 第6章 21世紀の金融規制当局の監督のあり方
- 第7章 「100年に1度」の金融危機から学ぶ金融デザインの課題
- 第8章 金融市場の新たな枠組み-金融危機後の資産運用
- 第9章 今後の金融機関経営の課題
- 第10章 岐路に立つ金融機関のリスク管理
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◇第2部 シンポジウム(抄録)
- 第11章 金融危機後の新しい金融システムの枠組み
- 第12章 新たな国際金融システムの構築に向けて
- あとがき