映像ブロードバンド配信市場、映像アーカイブ市場にコンテンツが流通するためには
▼▼▼ 映像ブロードバンド配信市場、映像アーカイブ市場にコンテンツが流通するためには① ▼▼▼ | |||
● | さまざまなコンテンツをデジタル(アーカイブ)化し、ブロードバンドに配信をしようとする動きが活発になっている。 | ||
◇ | デジタルコンテンツ市場を活性化するためには、「権利処理しやすいものからデジタル化、アーカイブ化し活用を考えるのではなく」、「メジャーコンテンツなど、人気があり、最初から市場に影響を与えるようなコンテンツをデジタル化、アーカイブ化する必要がある。」 | ||
◇ | 現時点では、人気コンテンツはテレビ放送局、映画会社、アニメ会社などがデジタル化の権利を持っていることが多い。ますは、それらの流通の仕組みと商習慣をおさえ、コンテンツ保有者から魅力あるコンテンツを引き出すことが一つの成功のカギとなる。 | ||
【図表】 映像アーカイブ分類 | |||
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(出所) | 日本総合研究所 ICT経営戦略クラスター作成[2003年12月] | ||
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▼▼▼ 映像ブロードバンド配信市場、映像アーカイブ市場にコンテンツが流通するためには② ▼▼▼ | |||
● | 放送業界と映画業界のプレイヤーの関係と流通構造のは以下の図(簡易版)のようになり、デジタル化、アーカイブ化を進める上で、交渉するべきコンテンツホルダーやそのプレイヤーが持つロジックが見えてくる。 | ||
◇ | コンテンツを作る上での役割は、制作者、プロデューサー、シンジケーター、ディストリビューター、(ユーザー)に分類することができる。 | ||
◇ | 各放送業界では放送局(キー局)もしくは放送局と制作会社の共同で権利を持つことが多い。 | ||
◇ | 映画業界では、製作委員会方式による映画制作が多くなっており、権利も製作委員会が保有することが多い。 | ||
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【図表】業界別プレイヤー構造 | |||
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(出所) | 日本総合研究所 ICT経営戦略クラスター作成[2003年12月] | ||
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