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今後の情報システム(IS)部門の姿


▼▼▼ 今後の情報システム(IS)部門の姿 ▼▼▼

IT革命が進行しているなか、IT投資などが企業の経営戦略に重要なポジションを占めてきた。それに応じ、これまでの情報システム(IS)部門の位置付けを大きく変えることが不可欠となってきた。

アウトソーシング(OS)マネジメントを行いながら、IS部門で重点的に行うべき業務を明確化することが必要である。

併せて、複数の組織で実施している企業内部サービスを集中化し、組織として独立させることにより、顧客の視点でサービスの向上とコスト削減を図る仕組み、「シェアード・サービス」を今後のIS部門は担う。

CIOを設置するか、それ相当の役割が担える機能を準備する動きが出てきた。米国企業でがCIO出身のCEOも輩出するほど、同機能(役割)は戦略性を有するようになってきた。

【図表】 今後の情報システムの機能・役割のシフト

(注) CEO:Chief Executive Officer、CIO:Chief Information Officer、IS:Information System、
シェアードサービス(組織の一機能を複数の企業で共有することにより、経営資源の効率活用を進める手法)
(出所)日本総合研究所 ICT経営戦略クラスター[新保2001]