政策センシング
■2012年8月第5週(2012/08/27~09/02)の動き(報告:佐々木努)
□エネルギー分野
31日に省エネルギー基準部会住宅・建築物判断基準小委員会(国土交通省)と社会資本整備審議会建築分科会建築環境部会省エネルギー判断基準等小委員会(経済産業省)の合同会議が開催された。「前回会合で多くの委員から温熱環境の確保などの観点から非住宅に外皮基準(PAL)を設けるべきだと指摘があった」(日刊建設工業新聞、2012/9/5)ため、非住宅の基準指標にも採用することとし、住宅・非住宅ともに外皮、暖冷房、換気、給湯、照明、昇降機の統一指標で一次エネルギー消費量を評価する案が示された。一方、この変更に伴い生じる課題である設計者の作業負担が増大する点や地域区分や室用途など各種項目で不整合が発生する点についても検討がなされた。
□気候変動分野
今週は当該分野に関する会合は開催されなかった。