① 自律型AI の浸透を踏まえた態勢整備 金融機関では、AI の活動範囲の管理や緊急停止措置(キルスイッチ)の導入等のガバナンスの高度化、金融当局では、AI を介した金融商品の勧誘など、AI の浸透を踏まえた規制・監督の見直しが必要。 ② サイバーセキュリティ対策に係る連携強化と社会的な受容 サイバーリスクの深刻化に対し、官民でのインテリジェンス共有など、個別対応(自助)を超えた連携(共助、公助)が不可欠。被害拡大防止に「能動的なシステム停止」が必要となることを踏まえ、平時から社会的な理解を得るための取組が重要に。 ③ AI リスクに対応するための国際協調 AI はグローバルベースで解決すべき課題が多く、国際連携が不可欠。米中対立等で分断リスクが高まるなか、わが国は欧州等のミドルパワーと連携し、AI サプライチェーンの集中リスクやAI ガバナンスに関する規範作成を主導していく必要あり。