以上を踏まえ、今後のデジタル人民元の注目点は以下の2点。 ① デジタル通貨をめぐっては、CBDCのほか、トークン化預金、ステーブルコイン、など多様な選択肢が存在。トークン化預金に近い性質を持つことになったデジタル人民元が、新たな決済手段として、中国国内で普及していく可能性あり。 ② 中国は、CBDCを活用したクロスボーダー決済の促進を目指す国際プロジェクト(mBridge)を通じて、エネルギー関連の取引等における人民元建て取引の拡大を志向。デジタル人民元が「人民元の国際化」の起爆剤となる可能性。