連結標準原価の概念を導入し、連結標準原価テーブル方式の管理連結手法を採用することにより、連結ベースの在庫残高と売上原価を未実現利益の控除なしでダイレクトに算出できます。この時、売上高、売掛金、買掛金は管理対象領域の外部取引のみを集計します。 さらに、連結標準原価を管理対象範囲の階層に応じて複数登録すれば、事業を階層的に管理することも容易となります。例えば、カンパニー連結や事業本部連結、事業部連結といったSBU(Strategic Business Unit:戦略的事業単位)での連結管理会計データをダイレクトに生成することが可能となります。