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リサーチ・アイ No.2021-018

EUのワクチンパスポートは南欧諸国に恩恵大 - インバウンド消費の回復がカギ -

2021年06月17日 高野蒼太


ユーロ圏では、春先から、サービス業の景況感が急速に回復。これは、新型コロナワクチンの接種が急速に進展したことが背景。1回以上接種した人の割合は40%を超えており、小売や娯楽施設への外出率もコロナ前の水準に急接近。

7月1日からはワクチンパスポート(EUデジタルコロナ証明書)が本格導入されることもサービス業の景況改善の追い風に。ワクチンの接種や感染からの回復など一定の条件を満たせば、EU域内の自由な移動が概ね可能に。ユーロ圏の観光業は、インバウンド需要への依存度が大きく、延べ宿泊日数の半数が非居住者によるもの。

インバウンド需要の回復は、南欧諸国への恩恵が大。特に、世界有数の観光大国であるスペインは、GDPの6%をインバウンド消費に依存。昨年は、インバウンド需要の蒸発もあって、GDP成長率が▲10%と記録的な落ち込みとなっただけに、ワクチンパスポートにかかる期待大。ワクチン接種の普及やワクチンパスポートによる観光業の回復を受け、南欧諸国の7~9月期の実質GDPは北欧諸国を大幅に上回る成長率となる見通し。


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