静岡ガス株式会社、株式会社CRCソリューションズ、株式会社タイセイ総合研究所、松村物産株式会社、丸紅株式会社、三井住友建設株式会社、株式会社明電舎、 株式会社日本総合研究所の8社は、本年5月施行の新会社法で導入された合同会社を採用して、新会社を下記の通り設立しましたので、お知らせいたします。

   新会社は、新しいエネルギーシステムに関する市場調査、事業性調査、技術開発等の業務を推進してまいります。

１．合同会社設立の経緯、目的

　株式会社日本総合研究所は、2003年度～2005年度の3年間、DESS（Decentralized Energy System & Software、注）コンソーシアムを主催し、地球環境問題、エネルギーの安定供給、地域経済の活性化、新ビジネスの創出に寄与する新たな分散型エネルギーシステムのビジネスモデル創出の取組みを進めてまいりました。
　このたび、本リリースを公表する8社は、DESSコンソーシアムの研究成果を維持、発展させ、3年を目途に、構成メンバーを中心とする事業化を検討するのに必要な技術・ノウハウの構築、事業の枠組づくり、市場開拓を目指すため、「合同会社WEB POWER Service」を設立する運びとなりました。

（注）Decentralized Energy System（分散型エネルギーシステム）は、燃料電池をはじめとするオンサイト型の発電システムのこと。DESSコンソーシアムは、分散型電源の制御・運転方法に着目して先行的に知的財産を開発する活動を実施。

２．合同会社設立の主要業務

　合同会社WEB POWER Serviceの主要業務は、次の通りです。

   （１）分散型エネルギーシステムに関連する市場調査、事業性調査、技術開発
   （２）分散型エネルギーシステムに関連する先進プロジェクトの共同発掘・実施
   （３）分散型エネルギーシステムに関連するサービスの市場開発
   （４）分散型エネルギーシステムに関連するサービスの事業化の検討

３．合同会社設立の概要