Sohatsu Eyes 環境と金融分野 -CSRシンポジウム開催 2003年03月11日 足達英一郎環境と金融分野 (ソシオ・インキュベーション) の足達英一郎です。 ソシオ・インキュベーションとは「私益と公益を同心円化する」社会的仕組みの創造を指します。 ひとことでいえば、「経済的メリットをもちなから社会にもいいこと」が 持続的に発展していく仕組みを作ろうというチャレンジです。私達は、「社会的ニーズを満たすマネーの流れの創出」に注目し、これまでエコ・ファンド(環境問題に熱心に取り組む企業に投資する投資信託)や地域通貨(コミュニティ活動への貢献の証として地域で使えるマネー)の創出をリードしてきました。さて近年、従来は「収益をあげ、税金を納めること」と捉えられてきた企業の責任概念が大きく拡大しています。「ガバナンスの徹底」、「誠実な顧客対応」、「環境への配慮」など、企業への要請が一層強まっています。金融機関、機関投資家の関心は、こうした広範な企業の社会に対する責任(CSR:Corporate Social Responsibility)に拡大しており社会的責任投資(SRI)の隆盛も目覚しいものがあります。 このような背景から、3/25に「シンポジウム企業の社会的責任 -21世紀の新たな企業戦略-」を開催いたします。サイトにて詳細情報、お申し込みを受け付けております。 皆様のご参加をお待ちしております。(終了いたしました) ※eyesは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。