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パリで行なわれた陸上の世界選手権の成績は素晴らしいものでした。200mで3位に入った末続選手をはじめ、怪我を押しながらも3位に入った室伏選手、女子マラソンの2位から4位独占、等々、一つの大会でこれだけの成果を出せるに至った関係者の方々の努力に惜しみない拍手を送りたいと思います。

2003年09月09日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2003/09/09)
パリで行なわれた陸上の世界選手権の成績は素晴らしいものでした。200mで3位に入った末続選手をはじめ、怪我を押しながらも3位に入った室伏選手、女子マラソンの2位から4位独占、等々、一つの大会でこれだけの成果を出せるに至った関係者の方々の努力に惜しみない拍手を送りたいと思います。
10年くらい前、日本で世界に通じるスポーツといえば、野球、自転車、等一部の分野に限られていました。特に、体力がものをいう陸上や水泳では多くの種目で欧米選手に歯が立たない、という印象が強かったものです。
しかし、最近では今回の世界陸上だけでなく、先の世界水泳での北島選手も素晴らしい成績を残しています。
また、既に野球の大リーグやサッカーのプロリーグでの日本人選手の活躍は今や当たり前のようになっています。いずれも一昔前には夢のように語られてきたことばかりです。
こうした活躍はスポーツの世界に限られたものなのでしょうか。
人類はあるところで見られた新しい動きが、他のところでも同時並行的に起こり進化してきたといいます。そうであれは、世界陸上などでの画期的な成果もこの世界に限られたことではないはずです。
例えば、マスメディアでは紹介されていないかもしれませんが、ビジネスの世界などでも若い人達のかつてない活躍があります。マスメディアを通じて伝えられるスポーツという純粋モデルの世界での目覚しい活躍は、日本中の様々な分野で胎動を始めた新しい力の象徴なのだと思います。
 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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