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新総合ごみ処理施設 日本総研で基本構想

出典:日刊建設工業新聞 2004年7月28日号

四日市市 PFI導入予備調査も

三重県四日市市はこのほど、新総合ごみ処理施設基本構想策定業務等調査委託の氏名競争入札を行い、日本総合研究所に決定した。ごみ処理施設とあわせてリサイクルプラザや余熱利用施設などの整備構想を検討する。また、PFII導入可能性予備調査を行う。調査期限は本年度末。PFI導入の見込みがあれば、05年度に導入可能性調査を実施し、13年度の整備完了に向け、計画の具体化を図る。
新施設は、73年に完成し、87年に一部改良した焼却施設「北部清掃工場」(垂坂町1587)の老朽化に伴い建設するもの。敷地を拡張して新施設を建設、完成後に現施設を取り壊す。拡張用地については、97年に都市計画変更しており、総敷地面積は約12.37ヘクタールとなる。このうち現施設用地は約4.3ヘクタール。ただ、新たな用地はまだ確保していない。
新施設の処理能力は、現在の処理能力日量450トンを上回る見込みで、同450~500トン程度を想定している。処理方式は固まっておらず、溶融化も含めて検討する。また、最終処分量の減量化を図るため、リサイクルプラザを併設する。
今回の調査は 
・廃棄物循環型社会基盤施設整備事業計画策定業務
・総合ごみ処理施設整備運営手法調査
・総合ごみ処理施設基本構想策定準備調査
の三本柱で進める。
ごみ処理施設や中間処理施設、余熱利用施設のあり方を示した上で、基本構想のたたき台を作成する。PFI導入可能性予備調査では、概算のVFMの算出、民間事業者の参入意向などを探る。

 

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