本当にわかる世界経済
- 著者
- 井上恵理菜(調査部)
- 出版社名
- 日本実業出版社
- 出版日
- 2019年4月20日
- 価格
- ¥1,600+税
米国ではトランプ政権が自由貿易に反対し、中国では景気減速懸念が高まるなか、世界経済の動向が注目されています。本書は、各国・地域の経済の特徴を概観したうえで、保護貿易や余剰マネーの行方、格差の拡大、低インフレ、環境破壊などのグローバルな問題について検討しています。高齢化や競争力の低下など、世界経済の中での日本の立ち位置にも触れ、激変する世界経済のなかで日本がとるべき道を提言しています。
目次
- 1-1 米国(アメリカ合衆国)
- 1-2 欧州
- 1-3 中国(中華人民共和国)
- 1-4 インド
- 1-5 東南アジア
- 1-6 アジアNIEs
- 1-7 ロシア
- 1-8 中東
- 1-9 オセアニア
- 1-10 ラテンアメリカ
- 1-11 アフリカ
- 2-1 国際貿易
- 2-2 直接投資
- 2-3 グローバル化による国家への課題
- 3-1 国際金融システムの発展
- 3-2 余剰マネー
- 3-3 中国マネー
- 4-1 先進国で広がる低成長と低インフレ
- 4-2 物価の低迷① 金融危機の後遺症による賃金の低迷
- 4-3 物価の低迷② 労働市場の構造変化による賃金の低迷
- 4-4 物価の低迷③ エネルギー価格の下落
- 4-5 物価の低迷④ デジタルエコノミーによる物価の下落
- 5-1 先進国と途上国のあいだの富の偏在
- 5-2 先進国内の富の偏在
- 5-3 福祉政策と移民の増加
- 6-1 環境破壊問題の解決のむずかしさ
- 6-2 環境破壊問題をめぐる国際的な取組み
- 6-3 技術革新による環境保全と経済成長の両立
- 7-1 世界第3位の経済大国
- 7-2 国際的なプレゼンスの低下
- 7-3 少子高齢社会のフロントランナー
- 8-1 国際会議
- 8-2 国際機関
- 9-1 GDP(国内総生産)
- 9-2 物価
- 9-3 失業率
- 9-4 貿易収支
- 9-5 経常収支
- 9-6 財政収支と政府債務残高
- 9-7 株価
- 9-8 金利
- 9-9 為替レート