競争を通じた“通信と放送の融合”の向かう先 (「この国のかたち」をどう描くべきか)
日本総合研究所 研究事業本部 新保豊 主席研究員
(日本計画研究所 講演目次 2004年12月22日) |
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【1】放送市場の課題とキラーコンテンツの次に来るもの |
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通信と放送の融合に関する類型(日米) |
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通信と放送の融合に関する欧州・アジアの動き |
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次々に登場する通信と放送の融合ケース≪通信サービスの家計支出は急増≫ |
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次々に登場する通信と放送の融合ケース≪通信と放送の融合市場の規模≫ |
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次々に登場する通信と放送の融合ケース≪通信産業は有効競争へ≫ |
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競争激化の通信産業と垂直統合化≪通信産業は有効競争へ≫ |
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通信産業の進展速度に遅れをとる悠長な放送産業とパウエルの警告 |
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悠長な放送産業とそれを打開する水平分離≪放送業界は反発≫ |
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悠長な放送産業とそれを打開する水平分離≪その後現在の放送産業は地上デジタルTV放送頼み?≫ |
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放送産業における水平分離論 |
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【2】競争のみが市場を拡大するとは限らない(古典派の見方からの脱却) |
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光ファイバー整備を巡る見方(競争のためにはインフラ整備管理機能を分離する) |
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NTTの中期経営計画と光ファイバー整備計画の裏には |
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光ファイバーの普及率見通し |
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周波数再編と経済的価値(規制当局の采配か、電波利用の自由か) |
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総需要と雇用創出の仕掛けが不可欠 |
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マクロ経済的な見方(市場競争原理+産業政策) |
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【3】通信と放送の本格的融合の前夜(独占と既得権益の弊害を除去したら) |
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通信と放送の融合現況(まだ始まったばかり)≪韓国の例≫ |
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通信業界と放送業界のレイヤー構成 |
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現在の通信と放送の融合状況 |
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将来の通信と放送の融合状況 |
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正規のコンテンツを正規に流通・販売する流れの違いは? |
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すぐに録画するよりも、必要だったらいつでも視聴できる環境 |
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流通拡大の術:コンテンツは正規に安価で提供する形態で |
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米国での通信と放送の融合 |
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PC端末は侮れない |
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放送市場における競争環境の変化 |
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放送と通信の融合から発生する新たな競合環境 |
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NTTの分離・分割やNHKの民営化のオプションを考慮すると(NTTの再再編) |
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NTT再再編後の放送分野への本格的な参入 |
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NTTの分離・分割やNHKの民営化のオプションを考慮すると(NHKの民営化) |
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NHK分割・民営化後の放送市場の再編 |
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【4】通信と放送の融合の行方(競争政策と産業政策の質が国家競争力を左右する) |
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コンテンツ(メディアソフト)の流通の典型例 |
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メディアソフトの市場規模(1次流通+マルチユース) |
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メディアソフトの市場規模の推移(1次流通+マルチユース) |
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キラーコンテンツではなく"バリューコンテンツ" |
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コンテンツ側の本音:儲からないものには提供したくない |
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地上デジタルTV放送とCATVブロードバンド放送の行方(資本の論理と通信キャリアとの攻防) |
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衛星通信市場の活路(海・陸・空へ) |
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ブロードバンド加入者数とバックボーンのトラフィック増加推移 |
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固定電話系ブロードバンド通信競争の展望(NTTグループvs. JT/SB、KDDI) |
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モバイル・ユビキタス系ブロードバンド通信競争の展望(強者3社の寡占と競争、電波割り当て) |
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通信キャリアの思惑と不安 |
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「この国のかたち」をどう描くのかにかかっている |
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【5】質疑応答 |