Business & Economic Review 2003年04月号
【SYMPOSIUM】
エナジー・サービス・プロバイダー(ESP)-2003年電力自由化が生み出すニュービジネス
2003年03月25日 創発戦略センター
要約
日本総合研究所は、2002 年11月19日、笹川記念会館において、シンポジウム「エナジー・サービス・プロバイダー(ESP)-2003年電力自由化が生み出すニュービジネス-」を開催いたしました。当日は、公共団体・民間企業の方々など620名のご来場をいただきました。
現在、日本では、地球温暖化、IT革命、企業改革の進展などを背景に、電力自由化と相まって、新たなビジネス・チャンスが生まれています。本シンポジウムでは、電力自由化で先行するアメリカにおいて多くの実績を持ち、今後日本においても創出が期待されるビジネスのなかから「エナジー・サービス・プロバイダー(ESP)」を取り上げました。
まず、第一部では、主催者である日本総合研究所より、ESP事業の内容についてご説明させていただきました。続く第二部では、アメリカで実際にESP事業を行っているアビスタ・アドバンテージ社のエド・シュレクト氏より、アメリカにおけるサービス事例をご紹介いただきました。また、第三部のパネルディスカッションでは、国内外でESP事業やESCO事業といった顧客指向型ビジネスに実際に携わっている方々より、ESP事業の可能性や日本におけるエネルギー・ベンチャー創出のポイントなどをご提示いただきました。
以下に、シンポジウムの内容をご紹介させていただきます。また、弊社では、実際に日本での最初のESP事業の立ち上げを目指すコンソーシアム(ESPコンソーシアム)を2001年5月に設立し、活動を続けているところでございます。コンソーシアム活動にご関心をお持ちの方、また、本稿に関するご意見、ご質問、お問い合わせは、下記までご連絡いただければ幸いです。
<エネルギー・ビジネス・クラスター>
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