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6月7日から10日かけて埼玉県戸田コースでボートの全日本選手権が開催されました。

2007年06月12日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2007/06/12)
6月7日から10日かけて埼玉県戸田コースでボートの全日本選手権が開催されました。私が関わっているチームでは4人乗りのフォアが準決勝まで進みました。アクシデントがあって、準決勝は結果が出ませんでしたが、夏の大学選手権で決勝を目指すに当たっての十分な手ごたえが感じられました。

このレースで評価できたのはボートを進める際の効率性です。 最近は部員数の減少に悩んでいることもあり体力面では低位に甘んじています。しかし、レースでは体力的に上位のクルーと互角以上に戦うことができました。ボートは体力をインプット、速度をアウトプットとして効率性を競う競技ですから、艇を進める効率性についてはかなり高いレベルにあったと言えます。

ボートという競技で、どうやったら艇を効率的に進められるか、を考えるのは当たり前のことです。しかし、まさに言うは易し行なうは難し、の典型でなかなか上手くいきません。何時の間にか手段と目的と取り違えたり、つまらないことに拘り過ぎたり、周りを見る目を失っていたり、技術の進歩についていけなかったり、等々で原理原則を踏み外してしまうことが少なくないのです。四半世紀以上続けているコーチ生活を振り返っても、原理原則を見失っていたと思う時期が何度かあります。

本質を見失わず、やるべきことやる。全てに通じる極意の大切さをスポーツという単純モデルを通じて改めて知ることができるのです。
  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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