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今週で3月も終わり新しい年度に入ります。

2007年03月27日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2007/03/27)
今週で3月も終わり新しい年度に入ります。多くの企業の職員、公務員、学生、にとって、3月から4月にかけては一年の大切な区切りです。忘年会や新年会などが多くなる年の始めとは違った印象があります。一つには、仕事や勉強の期が変わる、という緊張感や期待、あるいは反省があるからかもしれません。もう一つは、新しいフレッシュな息吹が感じられるからでしょう。新入生、新入社員が若々しく朗らかな笑顔を見せてくれると、社会人として何年も働いている我々の気持ちもフレッシュになります。

日本に住んでいて良かった、と思うのがこの季節でもあります。職場が皇居に近いこともあり、毎年溢れるような桜の季節が来るのが楽しみです。お堀を巡る満開の桜の花の下を歩く人達の顔には、老若男女を問わず、最近では国籍も問わず、共通した微笑みがあるように思います。穏やかな気候と青空の下、満開の桜を愛でるとは何とも素晴らしい日本の文化です。

思えば、毎年、こうした季節を迎えることができるのも、何十年も前に、何時かこの木に満開の桜が咲く、と信じて若木を植えた方々がいるからです。桜が咲くと街に希望が溢れているように感じるのも、そうした気持ちが今に伝わっているからかもしれません。一年を振り返れば、毎年反省することは多く、胸を晴れることはわずかしかありません。それでも、植えれば何時か咲く花もある、と思うことができれば、新しい年度に向けて新しい事に取り組むこともできるというものです。
[ Ikuma's Photo ]
[写真上] 最近の冷え込みでお堀の桜はまだ蕾ですが、一週間もすれば満開の桜で埋まることでしょう。
  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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