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ようやく梅雨も明け全国的に本格的な夏がやってきました。

2006年08月08日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2006/08/08)
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 ようやく梅雨も明け全国的に本格的な夏がやってきました。8月に入り夏休みをとる方も多いと思います。また、休みを取らないまでも取引先が休みだったりで、8月は比較的時間に余裕がある人も少なくないでしょう。

 夏休みやゴールデンウィークのような時間のある時期には、少し力を入れて読書をすることがあります。自分自身が本を書いていることもあり、こうした場合は世の中のベーストレンドをテーマにした本を対象にすることが多くなります。結果的に、大作が多くなってしまうので、読み終わるまでに予定よりはるかに長い時間がかかってしまうことが殆どです。ゴールデンウィークの時に読んだのは、ジェレド・ダイアモンドの「文明崩壊」という本です。環境問題と文明の関係を豊富な調査に基づいて論じた本です。上下巻で800ページもなる大作だったので、読み終わったのはつい最近になってしまいました。

 大作を読むには根気が要るのですが、知識以上に得られるものがあります。地道な調査力と深い洞察力、さらにはこれだけの本を書くに知的な持続力には深い敬意を覚えるからです。残念ながら、今の自分の力ではとても書ける気がしません。自分自身が関係する世界で尊敬できる存在に触れられるのは貴重なことです。

 今年の夏はアルビントフラーの「富の未来」を読もうと思っています。トフラー15年ぶりの大作と言われていますが、これまた上下巻で700ページもある大作なので、読み終わったころには秋風が吹いていることでしょう。
[ Ikuma's Photo ]
[写真上]アルビントフラー「富の未来」
  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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