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ワールドカップの初戦は川口が神がかり的な活躍をしているうちに入れた虎の子の一点を守り切り、勝利を手にすることができる、と信じていました。

2006年06月20日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2006/06/20)
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 ワールドカップの初戦は川口が神がかり的な活躍をしているうちに入れた虎の子の一点を守り切り、勝利を手にすることができる、と信じていました。後半の39分までは。しかし、そこからオーストラリアの怒涛の攻撃であっと言う間の3失点・・・信じ難い敗戦でした。

 見ている側は色々なことが言えますが、勝負の行方を左右するものの本質を理解することは至難です。私自身もボートの世界で四半世紀以上、全日本大学選手権を目指した練習に接してきましたが、勝敗を予想することは本当に難しい、というより一生できる気がしません。

 クラブチームは弱くなったり、強くなったりの繰り返しです。しかし、記憶にある限り、強くなるきっかけを掴んだ時のチームが自信をもって送り出したチームであったことは稀です。大きな勝利のきっかけは何時も、予想した以上の何かが起こったことの結果です。逆に言うと、どんなに強いチームでも予想外の展開で負けることがあります。勝利は常に授かりモノなのだと思います。

 王ジャパン、オリンピック、そしてワールドカップ。今年になって本当に素晴らしいステージを何度も見せてもらえました。各々の世界で事情は違うとは思いますが、授かったものを大切に活かし、敗戦から徹底的に学ぶ、ことが勝負の世界の鉄則です。クロアチアに引き分けて大変厳しい状況となったワールドカップですが、我々ファンも、勝負の世界の鉄則を共有し続けたいものです。
[ Ikuma's Photo ]
[写真上]我が社でもクールビズを実施しています。
[写真下]車通りの多い半蔵門オフィス付近にて。
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  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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