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今回のメルマガはゴールデンウィーク中の成田空港で書いています。

2006年05月09日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2006/05/09)
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 今回のメルマガはゴールデンウィーク中の成田空港で書いています。連休を海外で過ごすためならいいのですが、連休の一部を潰しての海外出張です。日本側のスケジュールが空いているせいか、私が仕事人間なのか分かりませんが、ゴールデンウィークに海外出張が重なるケースは少なくありません。

 そのせいもあり、我が家の旅行はもっぱら国内、それも車で行ける範囲が殆どです。
 ゴールデンウィークの頃の日本の自然は本当に綺麗です。海は水の色も青々として光るようですし、山に行けば浴びるような新緑を味わうことができます。食事も美味しいですし、日本人に生まれて良かった、と思う季節でもあります。

 もう一つ、最近、国内を旅行していて思うのは、ホテル、旅館、あるいはサービスエリア等、観光施設のレベルが大変良くなったということです。こうした施設のグレードアップの起源は90年前後の土地バブルと苦しかった90年代の施策にあると思っています。土地バブルは日本経済に大きな傷を与えましたが、国内施設のグレードを一気に上げるきっかけを作ったと思います。サービスエリアや道の駅などで色々なサービスが楽しめるようになったのは90年代の様々な取り組みのおかげです。バブルが弾けても残るものは必ずありますし、苦しい時代に撒いた種が花咲くこともあるのです。

 公共分野の膨大な借金など、いまだ拭いきれない負債もありますが、過去を前向きに振り返ることができるのなら日本の成長もまだまだ続くはずです。
[ Ikuma's Photo ]
[写真上・下]春の海は穏やかで気持ちが和みます。海に突き出しているのは富津岬です。
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  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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