コンサルティングサービス
経営コラム
経済・政策レポート
会社情報

経営コラム

IKUMA message

先日、私が深く関わっているエネルギー分野のベンチャー企業の社長の方々と新年会をやりました。

2006年02月27日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2006/02/07)
 先日、私が深く関わっているエネルギー分野のベンチャー企業の社長の方々と新年会をやりました。お付き合いが10年にもなるので大変フランクな会です。いずれも、ここ2,3年に起業ないしは株式上場した会社ということもあり、皆さん大変元気です。

 Ventureを辞書でひくと、冒険、と出てきます。新しいビジネスモデルを引っさげ、多少のリスクをいとわず、市場に立ち向かっていくのがベンチャービジネスということになります。それを支えていくのですから、リーダーにはタフな精神力とバイタリティが求められます。

 ただ、こうしたマインドが一般の企業に縁遠いものか、というとそうではありません。昨今、どんな企業でも新しい試みにチャレンジし続けていかなくては時代の流れについていけません。毎年、売上の一定割合を新製品で占めようとしている企業もあります。新しいビジネスモデルを引っさげ、リスクをいとわず、市場に立ち向かうことはベンチャービジネスの専売特許ではないのです。

 市場はベンチャーであるとか、大企業であるとか、差をつけて見てくれる訳ではありません。同じ製品に関わり、同じ市場にいる企業であれば、相手が誰であれ、公平な競争環境に置かれるのが市場経済です。

 一般の企業で新事業開発を担う部門の長がタフさとバイタリティで、ベンチャービジネスの社長とは違う、と言う訳にはいかないのです。
[写真]
省電舎中村社長、ファーストエスコ筒見社長、イーキュービック岩崎社長と井熊です。
東京タワーをバックにした新年会にあやかり、日本一を目指したいものです。
  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
経営コラム
経営コラム一覧
オピニオン
日本総研ニュースレター
先端技術リサーチ
カテゴリー別

業務別

産業別


YouTube

レポートに関する
お問い合わせ