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3月4日、8年前に我々のコンソーシアムから誕生したファーストエスコがマザーズに上場しました。

2005年03月08日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。 (2005/03/08)
3月4日、8年前に我々のコンソーシアムから誕生したファーストエスコがマザーズに上場しました。上場初日は公募価格75万円に対して買い気配は150万円に達しました。
「ESCOに賭ける」。ファーストエスコの筒見社長がそう言ったのはこの会社ができる2年くらい前だったと思います。ハッキリとした話し振りにはハッさせられたことを覚えています。その後、2人でフィラデルフィアにESCOの勉強に行った時のこと、会社設立の手続きが完了して筒見社長と握手した時のこと、などが今でも鮮明に目に浮かびます。
ファーストエスコの設立に向けて、私自身は事業計画や契約モデルづくり、あるいは会社の設立手続きなど、を担当していました。会社の設立が近づくにつれて、そうした事務局的な役割に徹しようと思う気持ちが強くなったのは、筒見さんの志に触れたからです。先の言葉もそうですが、事業計画の冒頭に綴られた設立の趣旨に込められた姿勢はさすがと思いました。

会社が成長していくためには色々な条件、時には幸運、が必要です。霞を食べて生きていける訳ではないことはもちろんですが、ビジネスの経験を積むほど諸事に揺らぐことのない高い目線がいかに大切かを知りました。コンソーシアムから生まれた小さな会社が企業の価値を100倍以上した道程は筒見さんの志なしには語れません。

ファーストエスコがフィールドとするエネルギーの分野は需要が堅実な上、規制緩和、新技術、環境志向などで大きなビジネスチャンスを期待できます。上場もファーストエスコの本格的な発展の始まりに過ぎないのです。
[写真上] ファーストエスコの社長室で筒見社長と。

[写真左] 2/17に開催されたシンポジウム「マイクログリッドビジネス」のパネルディスカッション。
  ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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