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Business & Economic Review 2011年7月号

【特集 グローバリゼーション下のわが国温暖化対策と 環境ビジネス】
環境政策手段と技術革新・イノベーション

2011年06月24日 京都大学大学院経済学研究科教授 諸富徹


1.技術革新・イノベーション研究への関心の
高まり
2008年のリーマン・ショックで世界が不況の底に沈んで以来、世界的に環境分野での技術革新やイノベーションに対する関心が高まっている。最近、OECDが相次いでこのテーマに関連した出版を行っているのもその表れである(OECD [2009][2010a][2010b])。その背景には、リーマン・ショック後の世界的な不況から立ち上がって、新しい成長を目指すにも、それが同時に地球温暖化問題の解決に寄与する形でなければならないという問題意識がある。つまり、環境問題の解決と経済成長の達成という、これまでならば相矛盾してきた二つの要請を両立させる発展戦略として、「グリーン成長(green growth)」や「低炭素成長」と呼ばれる新しい発展戦略に注目が集まっている。
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