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春分の連休は我が家恒例の墓参りに行ってきました。...

2010年03月24日 井熊均



「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2010/03/24)
春分の連休は我が家恒例の墓参りに行ってきました。我が家の墓は東京都葛飾区の寺にあります。7年前に他界した父の墓に始まり、祖父、伯父、叔父、叔母、遠い親戚、と6つの墓に花と線香を供えます。手を合わせ、眼を閉じて浮かぶのは何時も故人の優しい笑顔です。諸事につけ煩悩に陥り易い自分にとって、戒めでもあり、慰めでもある大切な時間となります。春分、秋分の日は、自分にとって、一年の中で重要なイベントとなっているのです。

10近い墓をお参りすることになるのは、親戚の付き合いが非常によいからです。何十年と続いている付き合いは祖父の遺産です。大震災、大戦を経験し、その後の日本の急成長振りを見た祖父は、血の繋がった同士の良き仲こそ人生最大の財産であると考えていたようです。それを実現するために様々な形で親戚の付き合いが深まる機会を作ってくれた事には心から感謝しています。

仕事を離れると、年間結構な時間をこの付き合いの維持のために費やしています。親戚関係のイベントの取りまとめ役みたいなものです。仕事で忙しい中そうするのは、受け継いだ財産を引き継ぐことが自分の重要なミッションであると考えているからです。古い価値観と言われることかもしれませんが、歳を経るほどに祖父の考えに傾倒するようになっています。シンクタンクという仕事についても、昔から続いていることに軸足を添えているからこそ、見えてくる移ろいがあるように思うのです。

[ Ikuma's Photo ]
[写真上]晴れた日の海は本当にリフレッシュします。写真は洲崎灯台で、東京湾を一望できる素晴らしい眺めが楽しめます。
※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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