Business & Economic Review 1999年07月号
【シンポジウム】
21世紀の社会デザイン-少子・高齢時代を拓く
1999年06月25日 -
要約
(株)日本総合研究所は創立30周年記念シンポジウムの第一弾として、去る1998年10月21日(水)、経団連ホールにおいて「21世紀の社会デザイン―少子・高齢時代を拓く―」をテーマとするシンポジウムを開催した。本シンポジウムは、少子・高齢化が21世紀の日本社会に及ぼす影響を多角的な観点から分析し、豊かな成熟社会を築くための方策等を検討することを主眼とした。基調講演をお願いした田中直毅氏、パネルディスカッションに出席いただいた櫻井よしこ氏、常磐文克氏、中谷巌氏とも新たな視点で構造変換や意識変革を図らなければならない旨を鋭く説かれた。
本テーマの関心の高さを反映して、申し込み件数は経団連ホールの客席数の2倍にも達し、多くの方には遺憾ながらお断りせざるを得なかった。改めてのお詫び申し上げて、本号で議事録を掲載する次第である。
当日は、日本総合研究所からの基本提言を皮切りに、21世紀政策研究所理事長の田中直毅氏より基調講演「少子・高齢化とパラダイムシフト」をいただき、最後にパネルディスカッションの3部構成とした。