Business & Economic Review 2001年08月号
【SYMPOSIUM】
第2回電子自治体シンポジウム-今、求められる住民志向・顧客志向のICカード
2001年07月25日
要約
日本総合研究所は、去る2001年3月26日、「第二回 電子自治体シンポジウム-今、求められる住民志向・顧客志向のICカード」を、リーガロイヤルホテル早稲田にて開催した。 シンポジウムは2部構成で行われた。
第1部では、東京大学大学院情報学環教授須藤修氏による「行政ICカードの展望と課題」と題して、いまIT革命で何が起きているのか、行政がそこにおいて果たす役割は何かについて、海外の事例や、電子政府といった内容を含んだ基調講演がなされた。
第2部は「官民連携によるICカードサービスを探る」と題し、パネルディスカッションを行った。 パネルディスカッションでは、産官学民それぞれの立場にあるパネリストから、今後各地域に整備されるICカードのあり方について、活発な議論が交わされた。