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3連休の最後の日は、日比谷の帝国劇場で「ミスサイゴン」を観ました。
2004年10月12日 井熊均
「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2004/10/12)

芸術的なものに触れるのは大変意味があります。何よりもまず人生を豊かにしてくれます。ビジネスにだって役に立ちます。何人もの人が、これからのビジネスでは個人としての価値観が大切だ、といいます。付加価値の高いビジネスを立ち上げていくのに最後に重要になるのは個人の価値観や感性だからでしょう。確かに、客観的な評価分析によって他の人に真似されない何が発見できるとは思えません。付加価値の始まりは、誰にでも見えるものをどう感じるか、にかかっていると言っても過言ではありません。個人としての価値観や感性を高めるのに役立つのが、高いレベルの文化や芸術に触れる機会を通し、自分がどんなものが好きかを素直に見つめることだと思います。文化や芸術だけでなく素晴らしい自然も同じような価値があります。芸術の秋という言葉があるように、この季節には日本中いろいろなところで文化的な催しが開催されます。海や山も大変美しい季節です。今回の感動を忘れないうちに、この秋は感性に響くものに触れてみようと思います。

帝国劇場がある日比谷通り周辺には第一生命ビル、丸ビルが並びます。
[写真左上]
帝国劇場の前のお堀は台風もあって満々と水をたたえています。

亀も気持ちよさそうです。
※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。