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友人がコーチングをテーマにしたビジネスを行う会社に転身しました。

2004年04月27日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2004/4/27)
友人がコーチングをテーマにしたビジネスを行う会社に転身しました。最近、ビジネス界ではコーチングに対する関心が高まっています。チームの持つ力を最高に発揮するための何かがあると期待してのことでしょう。自分も大学で現役を退いてから20年以上母校のボート部のコーチをやっていますが、今になってもコーチング何たるかを理解できている訳ではありません。上手くできたと思うこともあれば、20 年もやっているのに何をやっているのか、と思う時もあります。何年やっても決して完成することのない深みを持っているのがコーチングでもあります。

スポーツコーチングの世界を見ているとコーチには様々なタイプがあります。選手を誉めて成功しているチームもあれば、叱咤激励して成功しているチームもあります。人格的にも様々な人がいます。表面的なものだけでコーチとしての素養は語れないようです。ただし、表面的には似ていなくても共通点はあります。チームが勝つために勉強していること、選手との一体感があること、選手のことを考えていること、などです。逆に、表面的な操作主義が嫌われることにも異論はないでしょう。行き着くところはチームへの誠実さ、ということなのかもしれません。
スポーツコーチチングとビジネスの世界でのコーチングは必ずしも同じではありません。しかし、誰もが相談を持ちかけ、落ち込んだ人の気持ちを奮い立たせる何を持っている友人なら、この世界できっと活躍してくれると信じています。
 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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